1万4千発の大輪、夜空彩る 恒例「やつしろ全国花火競技大会」、歌手・八代亜紀さんしのぶ
「八代亜紀さんありがとう~やつしろ全国花火競技大会」が19日、八代市渡町の球磨川河川緑地一帯であった。花火師たちが腕によりをかけた約1万4千発が夜空を彩り、約25万人(主催者発表)を魅了した。市や商工団体などでつくる実行委員会主催。
1987年から開かれている大会に、昨年亡くなった同市出身の歌手八代亜紀さんを追悼する思いも込めた。
約1500機のドローンがディズニーキャラクターを描くショーで開幕。八代さんの「舟唄」や「雨の慕情」などのヒット曲に合わせて花火を連発し、競技前の会場を盛り上げた。
競技には16都県から30業者が出場。直径300メートルに広がる10号玉、5発連続で打ち上げる5号玉、250発を連射するスターマインの3部門で、色や形の美しさを競った。
競技の合間には、映画「007」の音楽に合わせて大小さまざまな種類を上げるミュージック花火や大玉110発を連射する特大スターマインもあり、観客から拍手が湧いた。(上島諒、河内正一郎)
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