1万4千発の大輪、夜空彩る 恒例「やつしろ全国花火競技大会」、歌手・八代亜紀さんしのぶ

熊本日日新聞 2024年10月19日 20:46
秋の夜空を彩る「やつしろ全国花火競技大会」の大輪の花火=19日夜、八代市(上杉勇太)
秋の夜空を彩る「やつしろ全国花火競技大会」の大輪の花火=19日夜、八代市(上杉勇太)

 「八代亜紀さんありがとう~やつしろ全国花火競技大会」が19日、八代市渡町の球磨川河川緑地一帯であった。花火師たちが腕によりをかけた約1万4千発が夜空を彩り、約25万人(主催者発表)を魅了した。市や商工団体などでつくる実行委員会主催。

 1987年から開かれている大会に、昨年亡くなった同市出身の歌手八代亜紀さんを追悼する思いも込めた。

 約1500機のドローンがディズニーキャラクターを描くショーで開幕。八代さんの「舟唄」や「雨の慕情」などのヒット曲に合わせて花火を連発し、競技前の会場を盛り上げた。

 競技には16都県から30業者が出場。直径300メートルに広がる10号玉、5発連続で打ち上げる5号玉、250発を連射するスターマインの3部門で、色や形の美しさを競った。

 競技の合間には、映画「007」の音楽に合わせて大小さまざまな種類を上げるミュージック花火や大玉110発を連射する特大スターマインもあり、観客から拍手が湧いた。(上島諒、河内正一郎)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の文化・芸能