八代亜紀さんの記念碑を設置へ 八代市など6団体 ふるさと納税などで資金募集
昨年12月に亡くなった八代市出身の歌手、八代亜紀さんの功績を後世に伝えようと、八代市や地元の経済団体などが13日、記念碑の設置を目指す実行委員会を設立した。事業の詳細を詰め、年内にもふるさと納税や寄付金を使い、資金の募集を始める。
市には全国から、「歌碑を作ってほしい」「駅で曲を流してほしい」といった意見が寄せられているという。市は八代さんと関係が深い八代商工会議所、八代経済開発同友会、市商工会、八代青年会議所、DMOやつしろに顕彰事業を提案した。
この日は市役所で設立会議があり、記念碑や歌碑などの設置、代表曲の駅などでの放送、ステージ衣装の展示について、場所や内容を検討すると確認。会長に就いた福島誠治副市長が「八代さんをこれからも郷土の誇りとして顕彰したい」とあいさつした。
市によると、市内に八代さんの記念碑などはない。県庁には県民栄誉賞受賞者の一人として、八代さんの顔をかたどったレリーフが常設展示されている。(河内正一郎)
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