成田空港で大規模訓練 羽田事故念頭に夜間想定

共同通信 2024年10月17日 18:25
 成田空港で行われた実際の機体を使った大規模訓練=17日午後
 成田空港で行われた実際の機体を使った大規模訓練=17日午後

 夜間の着陸に失敗した旅客機が炎上し多数の死傷者が出た想定で、実際の機体を使った大規模訓練が17日、成田空港で行われた。羽田空港で1月に起きた航空機衝突事故を念頭に置いた。成田国際空港会社(NAA)や消防などの約830人が参加。消火や負傷者救護の手順を確認した。

 空港内の整備地区を滑走路に見立て、中型旅客機ボーイング787を用意。日没後、着陸を試みた旅客機が強い下降気流のためバランスを崩し、滑走路に左翼を接触させ炎上した、と仮定した。照明車両を機体の周りに配備し、消防隊員が消防車から放水した。

 羽田の事故では、海上保安庁機と衝突した日航機の乗客乗員379人は全員脱出した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧