中国、核政策を正当化 初核実験から60年

共同通信 2024年10月16日 21:02
 博物館に展示された中国初の原子爆弾の模型=9月、中国四川省綿陽市(共同)
 博物館に展示された中国初の原子爆弾の模型=9月、中国四川省綿陽市(共同)

 【北京共同】中国が初の核実験を実施してから60年となった16日、中国外務省の毛寧副報道局長は記者会見で、中国は初の核実験時に核兵器の先制不使用政策を宣言したと強調し、同政策が「世界の戦略的均衡や安定を促進している」と主張した。中国の不透明な核戦力増強を米国などは懸念しているが、毛氏は中国の核政策を正当化した。

 毛氏は「先制不使用政策は相互信頼増進や戦略的リスクの低減に役立っている。国際軍縮の分野で重要な共通認識となっている」と述べた。「核兵器のない世界を実現するため各国と共に努力していく」とも語った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧