中国「武力行使放棄せず」 習主席、台湾対岸を視察

共同通信 2024年10月16日 20:10
 記者会見する中国国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官=16日、北京(共同)
 記者会見する中国国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官=16日、北京(共同)

 【北京共同】中国で台湾政策を主管する国務院(政府)台湾事務弁公室の陳斌華報道官は16日の記者会見で、中国は台湾との平和統一に最大限努力するとしながら「武力行使を放棄することは決して認めない」と改めて表明した。中国国営メディアは16日、習近平国家主席が台湾対岸の福建省を15日に視察したと報じた。台湾を包囲する海空域で軍事演習を実施した14日の翌日に当たり、台湾独立派と見なす台湾の頼清徳総統をけん制する狙いがありそうだ。

 記者会見で陳氏は、中台を不可分の領土とする「一つの中国」を認めず統一を拒否する頼氏が「二つの中国」をつくり出そうとしていると非難した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧