山健組組長に懲役20年求刑 山口組系組員が重傷、無罪主張
神戸市の指定暴力団山口組系組事務所前で2019年、組員を銃撃し重傷を負わせたとして殺人未遂などの罪に問われた山健組組長中田浩司被告(65)の裁判員裁判が15日、神戸地裁で開かれ、検察側は懲役20年を求刑した。弁護側は無罪を訴え結審した。判決は31日。
検察側は論告で、防犯カメラに写っていた犯人と当日の被告の服装が一致していたなどと指摘し「全ての証拠を総合的にみると犯人だと合理的に推認できる」と主張。「至近距離から拳銃6発を発射した」と非難した。
弁護側は防犯カメラ映像は不鮮明で、写っているのが被告かどうか分からないと反論。「目撃証言などの客観的な証拠が全くない」と主張した。
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