百貨店の元総務部長に懲役3年 雇調金の不正受給、水戸地裁

共同通信 2024年10月15日 17:10
 水戸地方裁判所
 水戸地方裁判所

 国の新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金計約10億7千万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた水戸京成百貨店(水戸市)の元総務部長片岡卓也被告(58)に、水戸地裁は15日、懲役3年(求刑懲役5年6月)の判決を言い渡した。

 村山智英裁判官は判決理由で、2年4カ月分の長期にわたり従業員の休業に関する勤怠データなどを改ざんし、過大な休業日数で支給を申請したとし「態様は悪質だ」と指摘した。

 判決によると、2020~22年に百貨店従業員の休業日数を水増しした虚偽の申請書を茨城労働局へ提出して計約10億7千万円を詐取した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧