バイデン米大統領、被団協に祝意 「核なき世界」へ決意も

共同通信 2024年10月14日 09:05
 バイデン大統領=13日、タンパ(ロイター=共同)
 バイデン大統領=13日、タンパ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は13日の声明で、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞の受賞決定に祝意を示した。核兵器が二度と使われてはならないとの一念で「歴史的な活動」を続けてきたと評価。「核なき世界」の実現に向けた決意も改めて強調した。ホワイトハウスが発表した。

 バイデン氏は、被団協が核兵器の破滅的な被害について証言を重ねてきたと指摘。「惨劇を経ながらも決意や強靱さを、身をもって示してきた」とたたえた。受賞決定を受け「より平和な世界を実現するため、われわれ全員が決意を新たにしよう」と呼びかけた。

 昨年5月、G7広島サミットに出席するため被爆地広島を訪れ、被爆者と面会したことに言及。「核兵器が存在する世界から永遠に脱却するため、前進を続けなければならない」と訴えた。

 核保有国のロシアや中国、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮に対し、核の脅威を減らすために無条件で対話に臨む用意があると強調。核軍縮が停滞するのは「米国や世界にとって何の利益にもならない」と強調した。

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