地震で9カ月遅れ、二十歳の集い 石川・七尾
元日に発生した能登半島地震で被災した石川県七尾市で13日、地震のため延期した二十歳の集いが約9カ月遅れで開かれた。色とりどりの着物やスーツをまとった354人が市内のホールに集まり、再会を喜んだ。
式典の冒頭、地震犠牲者に黙とう。実行委員長の片倉聖人さんは「街や文化が被災し、未来への希望さえも見失いかけたが、多くの人々が必死で支え合う姿を目の当たりにした。集まった一人一人がこの経験を次の世代に語り継ぐ責任を持っている」とあいさつした。
名古屋市から参加した船木光さんは「中学卒業以来初めて、同級生と集まり、地震後もみんな元気に生きていることが分かって安心した」と顔をほころばせた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
阪神大震災の記憶、歩いて伝える 神戸、犠牲者追悼の碑巡り
共同通信 -
子ども体力、60年前が上? スポーツ庁調査で世代比較
共同通信 -
「被爆者の思い引き継ぎ頑張る」 広島でノーベル賞決定祝う
共同通信 -
上皇后さま、東大病院から退院 転倒、右大腿骨上部を骨折し手術
共同通信 -
SUPで2人溺れ、心肺停止 静岡の湖
共同通信 -
静岡の湖でSUPしていた2人溺れ心肺停止
共同通信 -
裁判官の国民審査15日告示 今崎長官ら最高裁6人が対象
共同通信 -
徳島の山で車転落、2人死亡 男女4人乗車、2人は病院搬送
共同通信 -
徳島の車転落事故、2人の死亡確認
共同通信 -
埋もれた「被爆者」救済を 訴訟闘う2世ら国に注文
共同通信