「美しい里」みんなで歌おう 合併20年で熊本・美里町がイメージソング 中学生がCD制作へレコーディング
11月1日に合併20年となる美里町は、節目を機に住民の故郷への思いと一体感を高めようと、初めてイメージソングを作った。中央中と砥用中の生徒計約170人が11日、CD制作のレコーディングに挑み、若々しい歌声を響かせた。
タイトルは「美しい里 美里町」で、平成音楽大前学長の出田敬三さん(69)が作曲を担当。歌詞は全国から公募し、旅行で訪れた町の自然に感動したという富山市在住の寺西章さん(64)の作品を選んだ。
この日、中央中では全校生徒95人が参加し、出田さんの指揮で楽しげに歌い上げた。3年の女子生徒は「歌詞に町のつながりの強さが盛り込まれている。全生徒の団結力を示せた」と満足そうだった。
出田さんは「町の名所である3333段の石段を駆け上がるようなイメージで、夢や希望を表現した。幅広い世代に口ずさんでほしい」と話した。CDは200枚制作し、町内の学校などに配布予定。11月1日の合併20周年記念式典でも両校が合唱する。(清島理紗)
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