中国、台湾総統は「邪悪」 演説に反発、統一主張

共同通信 2024年10月10日 21:46
 記者会見する中国外務省の毛寧副報道局長=10日、北京(共同)
 記者会見する中国外務省の毛寧副報道局長=10日、北京(共同)

 【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は10日の記者会見で、中国と台湾を不可分の領土とする「一つの中国」原則を認めない姿勢を演説で強調した台湾の頼清徳総統について「頑迷な台湾独立の立場と政治的私欲のために台湾海峡の緊張を高めるという邪悪な意図を再び暴露した」と述べ、演説に反発した。

 毛氏は「台湾は中国の不可分の領土だ。中国が統一するという歴史の大勢は変えられない」と主張。「中華人民共和国は全中国を代表する唯一の合法政府だ」と訴え、「台湾に主権は存在しない」と語った。

 毛氏は日米欧の政治家らの訪台を念頭に「中国と国交のある国と台湾の当局間往来に断固反対する」とも述べた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧