本塁打球競売1週間、史上2位に 大谷選手50号、訴訟懸念も

共同通信 2024年10月5日 16:52
 9月19日、米大リーグのマーリンズ戦で50号2ランを放つドジャース・大谷翔平選手。史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した=マイアミ(共同)
 9月19日、米大リーグのマーリンズ戦で50号2ランを放つドジャース・大谷翔平選手。史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した=マイアミ(共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した際の本塁打のボールが競売にかけられてから4日で1週間が経過した。入札額は既に本塁打のボールとして史上2位となっている。一方、ボールの所有権を巡る訴訟が相次いだことが影響したのか、入札が停滞した時期もあった。

 4日時点で入札額は売買手数料込みで183万ドル(約2億7200万円)。インターネット通販の日本人経営者がX(旧ツイッター)で入札したと明らかにしている。期間は22日まで。

 本塁打のボールの落札額では、マーク・マグワイア選手が1998年に打った70号の300万5千ドルが過去最高。2位はアーロン・ジャッジ選手が2022年にア・リーグ記録を更新した62号で150万ドルだったが、現時点で大谷選手の50号の入札額が上回った。

 競売は9月27日に始まり、開始から9時間以内に100万ドルを突破。ただ、入札がない日も続き、今月3日になって150万ドルを超えた。

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