ハリス氏、共和穏健派に支持訴え 党発祥の地訪問、元議員が同席
【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は3日、共和党発祥の地として知られる中西部ウィスコンシン州リポンを訪問した。集会で、2021年の議会襲撃事件などで起訴された共和党候補トランプ前大統領が民主主義を軽視していると非難。「私はすべての国民のための大統領になる」と述べ、共和党穏健派に向けて支持を訴えた。
共和党の元下院議員リズ・チェイニー氏も登壇し、トランプ氏は米国の指導者にふさわしくないと指弾。「民主党との対立よりもよりよい米国を目指して行動するのがわれわれの責務だ」と指摘し、ハリス氏の下で結束するよう呼びかけた。
ウィスコンシン州では両党の支持が拮抗している。
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