非医療者ほど新薬への期待値高く 東大、認知症で意識調査

共同通信 2024年10月3日 16:30
 東京大=2012年、東京都文京区
 東京大=2012年、東京都文京区

 東京大の岩坪威教授(神経病理学)らのチームが3日、アルツハイマー病の新薬の課題に対する意識調査結果を国際専門誌に発表した。非医療者は専門医よりも薬の効果への期待が高い傾向が見られた。

 調査では「対象となった場合に新薬治療を受けてみたいか(専門医は担当患者に投与したいか)」という質問に、5段階で最も積極的な「ぜひ受けたい」との回答は非医療者41%に対し専門医22%で、受け止め方に違いが見られた。

 新薬は特定の遺伝子のある患者で副作用のリスクが高いとされるが、この遺伝子を調べる検査は保険適用外となっている。非医療者の45%が「必要であれば受けたい」と回答した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧