関西電力送配電、PCB処理放置 国に虚偽報告、幹部が指示
関西電力送配電は1日、電柱の変圧器に使われ、人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)の処理を不完全なまま約20年放置し、2018年の台風被害で初めて認識したと国に虚偽の報告をしていたと発表した。当時の部門長が「過去から把握していた事実は隠した方がよい」と発言をしており、重大なコンプライアンス(法令順守)違反と認定した。
関電送配電は、PCBを含む変圧器は1990年以降、新品へ交換するか、既存のものを除染修理していた。98年に除染修理が不完全なものがあることを把握していたが、放置していた。
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