ブリヂストンも五輪協賛を終了 日本勢3社、すべて姿消す

共同通信 2024年10月1日 18:19
 五輪マークが設置されたエッフェル塔=7月、パリ(AP=共同)
 五輪マークが設置されたエッフェル塔=7月、パリ(AP=共同)

 ブリヂストンは1日、国際オリンピック委員会(IOC)と結ぶ五輪・パラリンピックの最高位スポンサー契約を継続しないことで合意したと発表した。2024年12月末で契約満了となる。トヨタ自動車、パナソニックホールディングスに続く発表で、これにより最高位スポンサーだった日本勢の3社はいずれも協賛を終えることになる。

 ブリヂストンは14年から五輪のスポンサーを務め、18年にはパラリンピックのスポンサーにも加わった。「スポーツの力を信じ続ける姿勢は変わらない」とコメント。環境にも配慮したグローバルなモータースポーツ活動に注力することを掲げた事業計画に沿って判断したという。電気自動車(EV)のレースにタイヤを供給することを既に決めている。

 東京五輪で汚職や談合事件が発覚して以降、イメージ悪化で企業の「五輪離れ」が進んでいる。今年9月には、パナソニックHDとトヨタ自動車が契約を更新しない方針を相次いで発表。背景には、協賛金が競技の振興や選手の支援に十分に行き渡っていないという問題意識もあるとみられる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧