為替介入「政府の考え変わらず」 三村淳財務官、円相場を注視
財務省の三村淳財務官は1日、東京都内で開かれた日本経済新聞社の金融専門メディア「NIKKEI Financial」のセミナー収録で、神田真人前財務官が指揮した大規模な為替介入について「政府の考え方やスタンスが変わることは全然ない」と語った。将来の介入の可能性を否定せず、引き続き円相場の動向を注視する姿勢を示した。
三村氏はG7など国際的に共通の認識として「為替レートは市場で決まるものだが、無秩序な動きや過度な変動は望ましくない」と指摘。為替政策は「属人的なことで変わるものではない」と強調した。
外国為替市場の円相場は1ドル=161円台を付けた7月前半以降、円高ドル安が進んだ。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
名古屋の創業支援拠点を公開 国内最大、700社入居
共同通信 -
日銀利上げ「慎重判断を」 新経済再生相の赤沢氏
共同通信 -
ユーロ圏物価1・8%上昇 9月、欧州中銀目標下回る
共同通信 -
関西電力送配電、PCB処理放置 国に虚偽報告、幹部が指示
共同通信 -
上半期の新車販売台数2・6%減 24年度、認証不正響く
共同通信 -
セブン、ポイント還元率引き上げ スマホタッチ決済、10%に
共同通信 -
利上げは慎重に判断をと新経済再生相
共同通信 -
政治刷新と政策推進を 経済界、デフレ脱却に期待
共同通信 -
東証大幅高、3万8000円回復 「石破ショック」和らぐ
共同通信 -
円下落、144円台前半 日米金利差縮小の観測後退
共同通信