輪島朝市復興へのヒント探る 石川の高校生、宮城視察

共同通信 2024年9月28日 12:08
 ゆりあげ港朝市協同組合の桜井広行代表理事(左)の講話を聞く石川県立輪島高の生徒たち=28日午前、宮城県名取市
 ゆりあげ港朝市協同組合の桜井広行代表理事(左)の講話を聞く石川県立輪島高の生徒たち=28日午前、宮城県名取市

 能登半島地震や今月の豪雨の被災地、石川県輪島市にある県立輪島高の生徒有志と引率教員が28日、東日本大震災の津波被害から復興した宮城県名取市閖上地区の「ゆりあげ港朝市」を視察した。輪島朝市復興へのヒントを探る狙い。

 ゆりあげ港朝市協同組合の桜井広行代表理事(70)が講話し、震災の約2週間後に商業施設の駐車場で再開にこぎ着けたことや、飲食店を増やして震災前に比べ客数が約1・5倍に増えたことを紹介。「応援してくれた人たちに一生懸命頑張っている姿を見せたいという思いでやってきた」と語りかけた。

 輪島高2年古戸愛美さんは「地震と水害で心が折れている人に自分から働きかけていきたい」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧