肥後銀行、「孫休暇」を創設 出産祝い金、更年期症状への休暇も 働きやすい職場に
肥後銀行は10月1日から、小学3年生までの孫がいる従業員を対象に「孫休暇」制度をスタートする。管理職世代の休暇取得を後押しして、働きやすい環境を整備する。
肥後銀行によると、孫休暇の対象は、全従業員の1割に当たる約190人。孫が1人の場合は年間5日まで、2人以上は10日まで。病気やけがだけでなく、学校行事やレジャーといった幅広い理由で取得できる。
きっかけは「孫育て」をしている従業員からの要望。行内アンケートで肯定的な意見が多く、導入を決めた。孫がいる世代は管理職が多いため、職場全体で休みを取りやすい雰囲気をつくる狙いもある。
このほか出産祝い金制度も新設した。第1子は10万円、第2子は20万円、第3子は30万円を支給する。第4子以降は50万円となる。
また生理による体調不良などを対象にした「ウェルネス休暇」に、更年期の症状を追加した。(田代智也)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の経済ニュース-
天草市、市内に事業所置く法人に市営住宅を賃貸へ
熊本日日新聞 -
熊本県、県内への就職支援で麻生塾と協定
熊本日日新聞 -
マルキン食品の納豆が優秀賞 全国納豆鑑評会
熊本日日新聞 -
熊本銀行、預金で再エネ投資を後押し 「FFGグリーン預金」 12月2日から取り扱い開始
熊本日日新聞 -
ホンダ熊本製作所に大規模蓄電池、TGES(東京)が導入・運用 脱炭素化を後押し
熊本日日新聞 -
被災した「人吉温泉女将の会」9旅館が全て再開 熊本豪雨から4年4カ月 最後の一富士旅館、スマートIC近くに移転開業
熊本日日新聞 -
【とぴっく・宇土市】うと産業祭
熊本日日新聞 -
忘年会シーズン〝深夜便〟運行します 12月の週末限定 九州産交バス、熊本市タクシー協会
熊本日日新聞 -
合志市の東部工業団地、26年2月完成へ 12月に造成工事に着手 TSMC工場近くの11ヘクタール
熊本日日新聞 -
野生鳥獣捕獲へ、猟犬を高性能化? 装着無線機を強化、九州総合通信局が実証実験 熊本県猟友会「機器の重さが課題」
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「生命保険」。11月29日(月)に更新予定です。