熊本市が週休3日制やフレックスタイムの導入目指す 2025年度にも 多様な働き方で人材確保を
熊本市は10日、早ければ2025年度にも週休3日制とフレックスタイム制の導入を目指していることを明らかにした。職員の多様な働き方を認めることで人材の定着や確保につなげる狙いがある。
週休3日制では、週の総勤務時間40時間は維持したまま、1日当たりの勤務時間を2時間程度長くして、週3日の休みを可能にする。市は対象を希望する全職員にするか、育児や介護などが必要な職員に限定するかなどのルールを検討している。出退勤管理システムの整備も必要になる。
フレックスタイム制でも週の総勤務時間は維持しながら、始・終業時刻を柔軟にして1日当たりの勤務時間を自由に調整できるようにする。
市議会一般質問で自民党市議団の村上誠也議員に津田善幸総務局長は「国や他都市の制度を参考に、導入に向けた検討を進めていきたい」と答えた。(山下雅文)
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