【台湾ビジネスリポート③】土地を持って一人前 賃貸より所有 自然災害、有事への備えも 不動産事情
台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出に伴い、熊本県内の不動産市場はかつてないほどの活気を帯びています。今回は台湾現地の不動産事情についてご紹介します。
台湾には「有土斯有財」(土地を所有することが財を持つこと、土地を持って一人前)という言葉があります。「借家ではなく家を自己保有したい」という意識が高く、賃貸より所有を好む傾向にあります。自宅の自己所有率は日本の61・2%(2018年総務省統計)に対し、台湾では84・6%に上ります。
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