首里城の正殿に「龍柱」搬入 装飾板も、色付けは来年

共同通信 2024年9月17日 18:58
 再建中の首里城に搬入された「御差床龍柱」=17日午後、那覇市
 再建中の首里城に搬入された「御差床龍柱」=17日午後、那覇市

 2019年の火災で再建中の首里城(那覇市)の正殿に17日、焼失した「御差床龍柱」と呼ばれる竜をかたどった彫刻の復元品が搬入された。御差床は国王が鎮座する場所の名称で、周囲に取り付ける装飾板「内法額木」も同日搬入された。両方とも25年末までに色付けを終える予定。

 御差床龍柱は高さ約1mで阿形と吽形の一対からなる。埼玉産クスノキを素材に沖縄県立芸術大が制作。躍動感のある竜や炎が彫られている。

 内法額木を担当した長崎県の彫刻師下村高男さん(72)は「竜の細かいうろこの表現が難しかったが、よく仕上がった」と笑顔だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧