和歌山の水難偽装殺害、上告棄却 懲役19年、有罪確定へ
最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は、和歌山県白浜町で2017年、水難事故を装って妻=当時(28)=を殺害したとして殺人罪に問われた野田孝史被告(35)の上告を棄却する決定をした。13日付。懲役19年とした一、二審判決が確定する。
弁護側は「事故だった可能性がある」として無罪を主張したが、21年3月の一審和歌山地裁判決は事件前日にインターネットで「溺死に見せかける」などと検索しており、妻にかけられた死亡保険金を得る目的で事故に見せかけ殺害したと認定。今年3月の大阪高裁判決も支持した。
判決によると、17年7月18日午後、白浜町の海で妻を溺れさせ、低酸素脳症で死亡させた。
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