建設業の魅力、子どもの就職先に 県建設業協会が熊本市で保護者見学会

熊本日日新聞 2024年9月14日 17:55
「緑の区間」の工事担当者(左)から説明を聞く保護者ら=14日、熊本市中央区
「緑の区間」の工事担当者(左)から説明を聞く保護者ら=14日、熊本市中央区

 建設業界の魅力を伝え、子どもの就職先として考えてもらおうと、熊本県建設業協会青年部は14日、熊本市中央区の工事現場で、県内の高校で土木を学ぶ生徒の保護者を対象にした見学会を初めて開いた。

 参加した約30人は、国土交通省が整備する白川沿い(明午橋-大甲橋)の遊歩道「緑の区間」を見学。堤防かさ上げの現場や、タブレット端末で操作する測量機器などについて説明した。

 中央区の県建設会館であった交流会では、若手の社長らが「自分が携わった仕事が地図に残るのは建設業ならではの魅力」と話し、業務内容や福利厚生について紹介した。息子が熊本工高に通う会社員女性(36)=宇土市=は「実際に現場の社員と話すことで、建設業のやりがいを理解でき、子どもの進路選択の幅が広がった」と話した。(遠山和泉)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の経済ニュース