建設業の魅力、子どもの就職先に 県建設業協会が熊本市で保護者見学会
建設業界の魅力を伝え、子どもの就職先として考えてもらおうと、熊本県建設業協会青年部は14日、熊本市中央区の工事現場で、県内の高校で土木を学ぶ生徒の保護者を対象にした見学会を初めて開いた。
参加した約30人は、国土交通省が整備する白川沿い(明午橋-大甲橋)の遊歩道「緑の区間」を見学。堤防かさ上げの現場や、タブレット端末で操作する測量機器などについて説明した。
中央区の県建設会館であった交流会では、若手の社長らが「自分が携わった仕事が地図に残るのは建設業ならではの魅力」と話し、業務内容や福利厚生について紹介した。息子が熊本工高に通う会社員女性(36)=宇土市=は「実際に現場の社員と話すことで、建設業のやりがいを理解でき、子どもの進路選択の幅が広がった」と話した。(遠山和泉)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の経済ニュース-
熊本県内のおせち商戦、値上げでも活況 「メリハリ消費」反映し予約順調 材料の工夫で価格据え置く店も
熊本日日新聞 -
熊本広告協会が総会 24年度事業計画を決定
熊本日日新聞 -
【とぴっく・大津町】第43回熊本県畜産共進会
熊本日日新聞 -
阿蘇の草原から母牛〝帰宅〟 今年の「熊本型放牧」終了
熊本日日新聞 -
城北高で熊本トヨタとの相互授業 福祉介護と福祉車両を体験
熊本日日新聞 -
事業成長のポイント、新興企業の経営者ら語る 熊本市で経営フォーラム
熊本日日新聞 -
熊本ラーメン「長野に残したい」 熊本生まれ、東京育ちの小野さん 「不思議な縁に支えられた」30年超の人気店に
熊本日日新聞 -
ついんスター(菊池市) 県産食材アイスや〝映える〟芸術ソフトクリーム好評【地元発・推しカンパニー】
熊本日日新聞 -
虫食いナラ材活用しスツールに 熊本市「ファクトリエ」が販売 廃棄予定の素材に新たな価値を
熊本日日新聞 -
「くまもとSDGsアワード」大賞、牽引部門は石坂グループ(熊本市) 未来づくり部門は「次世代のためにがんばろ会」(八代市)
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「家計管理」。11月25日(月)に更新予定です。