矢部高生、山都町で就職しよう! 農園や半導体関連など15事業者 仕事内容や魅力を紹介
矢部高(山都町)の生徒に町内での就職を促す「やまとしごとストア」が16日、同校であり、農園や半導体関連事業所、司法書士事務所など15事業者が、仕事の内容や魅力を紹介した。
町山の都創造課が2022年から毎年開いており、全校生徒約120人が参加した。事業者は各教室にブースを設置。生徒は1カ所20分で3ブースを巡った。
司法書士事務所では、生徒が資格試験の内容を質問。担当者は「法律の試験が中心で2年ほどかけて学ぶ人が多い」と答えた。製材所の担当者は女性の就労も可能とし、「大きな事業所ではないので、社員一人一人に目が届くのが魅力」とPRした。
半導体を顕微鏡で観察する体験も交えて仕事を説明した「九州日誠電氣」の田中毅志さん(48)は、「生徒の反応を見ながら交流できた。合同説明会ではここまでできない」。林業科学科2年の男子生徒は「興味がなかった職業にも関心を持てた。働いて得るお金の大切さも感じた」と話した。(枝村美咲)
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