ハリス、トランプ両氏激しい応酬 初の直接対決、経済や移民で討論

共同通信 2024年9月11日 13:21
 初のテレビ討論会に臨んだハリス副大統領(右)とトランプ前大統領=10日、フィラデルフィア(ロイター=共同)
 初のテレビ討論会に臨んだハリス副大統領(右)とトランプ前大統領=10日、フィラデルフィア(ロイター=共同)

 【フィラデルフィア共同】米大統領選に向け、民主党候補ハリス副大統領(59)と共和党候補トランプ前大統領(78)は10日夜(日本時間11日午前)、初のテレビ討論会で直接対決に臨んだ。トランプ氏は「インフレは米史上最悪だ」と述べ、バイデン民主党政権の対応を批判。ハリス氏は、トランプ氏が「大恐慌以降で最悪の失業を招き、民主主義に対して最悪の攻撃を仕掛けた」と反論し、国民の関心が高い経済や移民、人工妊娠中絶の是非を巡って激しい応酬となった。

 終盤の流れを左右する正念場。ハリス氏の追及に対し、トランプ氏が守勢に回り、いら立つ場面も目立った。

 ハリス氏は、人種問題で攻撃的な言動を繰り返してきたトランプ氏を「国民を分断している」と非難。トランプ氏が在任中に最高裁を保守化させ、女性から中絶の権利を奪ったと強調。国家安全保障や選挙妨害に絡んで「起訴されている」として攻勢をかけた。

 これに対し、トランプ氏は「数百万人が米国に流入し、仕事を奪い、街を乗っ取っている。とても危険だ」と述べ、バイデン政権の不法移民対策を批判した。

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