米大統領戦、攻撃合戦に 討論会冒頭に握手も表情硬く

共同通信 2024年9月11日 11:54
 10日、米フィラデルフィアで開かれた大統領選候補者討論会の冒頭、握手する共和党のトランプ前大統領(左)と民主党のハリス副大統領(ロイター=共同)
 10日、米フィラデルフィアで開かれた大統領選候補者討論会の冒頭、握手する共和党のトランプ前大統領(左)と民主党のハリス副大統領(ロイター=共同)
 米大統領選候補者討論会の会場周辺で警戒する警察官=10日、フィラデルフィア(共同)
 米大統領選候補者討論会の会場周辺で警戒する警察官=10日、フィラデルフィア(共同)

 【フィラデルフィア共同】次の大統領は誰か―。全米の有権者が注目した10日の討論会の冒頭、民主党のハリス副大統領は共和党のトランプ前大統領に歩み寄って手を伸ばし、握手を交わした。互いに硬い表情で、時折笑みを浮かべながら始まった90分の大一番。論戦が始まると融和姿勢は消え、激しい攻撃合戦を繰り広げた。

 ハリス氏は黒っぽいジャケットに白いシャツ、トランプ氏は紺色のスーツに共和党のシンボルカラーである赤いネクタイ姿。経済や不法移民対策を巡って「うそだ」と互いに相手の主張を否定する場面が続いた。相手の発言中は自身のマイクが切られるため、ハリス氏は苦笑いしつつ、トランプ氏に厳しい視線を送る場面もあった。

 討論会の会場になった東部フィラデルフィアの国立憲法センター周辺は厳戒態勢が敷かれた。会場の周囲には高いフェンスが設置され、多くの警察官が不測の事態が起きないよう目を光らせた。

 米国の独立宣言と合衆国憲法が採択された街として知られる。ハリス氏とトランプ氏それぞれの支持者がプラカードや旗を掲げ、健闘を祈った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧