鹿児島の元警官、盗撮で有罪 前生安部長が「隠蔽」主張

共同通信 2024年9月10日 12:56
 鹿児島地裁
 鹿児島地裁

 トイレなどで複数の女性を盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)罪などに問われた鹿児島県警枕崎署の元巡査部長鳥越勇貴被告(33)に鹿児島地裁は10日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。国家公務員法違反罪で起訴された前生活安全部長本田尚志被告(61)は、この捜査を巡り野川明輝本部長が隠蔽を指示したと主張している。

 川口洋平裁判官は判決理由で、約9カ月間に盗撮を23回も繰り返したとし「手口が手なれていて常習性が認められる」と指摘。現職警察官であった点は「非難をより厳しいものにする」と述べた。一方で懲戒処分を受け反省しているとして執行猶予を付けた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧