学校がSOS受け止めていれば いじめ訴訟で父陳述、石川
石川県野々市市でいじめを訴えていた同市立中学1年の女子生徒=当時=(13)=が2021年に自殺した問題で、生徒の両親が市に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、金沢地裁であり、父親は「学校側が娘のSOSを真剣に受け止め、いじめをやめさせてくれていたら、命を絶つことはなかった」と意見陳述した。市側は請求棄却を求めた。
訴状によると、生徒は20年以降、同じクラスの複数の女子生徒らからいじめを受けた。生徒が「いじめを受けている」と学校のアンケートに複数回回答していたにもかかわらず、学校側は十分な聞き取りや確認をせず、注意義務を怠っていたとしている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
宮崎市で発砲か、男性負傷 殺人未遂容疑で男逮捕
共同通信 -
北海道警やじ訴訟、謝罪を要請 原告ら、知事や本部長に
共同通信 -
町単独の竹島集会に閣僚出席を 隠岐の島町長ら要望、11月開催
共同通信 -
長崎被爆訴訟判決「ありえない」 大半認めず、線引きに困惑と落胆
共同通信 -
宮崎市で発砲か、男性1人負傷
共同通信 -
アイヌ民族の差別、SNSが最多 北海道が生活実態調査
共同通信 -
東京都「不健全図書」の表記変更 漫画家らの要望を受け
共同通信 -
「黒い雨」降ったと判断、被爆者と認定
共同通信 -
大阪IR工事巡り住民訴訟 市長らに支払い差し止め求める
共同通信 -
「長崎被爆体験者」15人救済 援護区域外、手帳交付命令
共同通信