フリーランスも労災保険に 連合、団体設立で支援

共同通信 2024年8月31日 04:14
 連合の清水秀行事務局長
 連合の清水秀行事務局長

 連合は31日までに、企業に属さないフリーランス(個人事業主)を対象とした意識・実態調査を公表した。フリーランスが自己負担で労災保険に加入できる「特別加入制度」に絡み、回答者の5人に1人が休業を伴うようなけがや病気の経験があると回答。うち3割超が特別加入制度を利用したいとした。

 特別加入制度はこれまで業種が限られていたが、11月1日に「フリーランス取引適正化法」が施行されるのに合わせ、対象が全業種に拡大する。連合は8月27日に労災保険への加入申請や給付申請を支援する団体「連合フリーランス労災保険センター」を設立、加入促進を目指す。

 連合の調査は、フリーランスで働く20歳以上の男女が対象。

 27日に記者会見した連合の清水秀行事務局長は「安心して働くために加入が促進され、連合としては組織化も視野に入れて取り組みを進めていく」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧