広域強盗実行役に懲役25年求刑 当時19歳男、東京・狛江

共同通信 2024年8月29日 11:12

 「ルフィ」と名乗る男らが指示したとされる広域強盗事件のうち、東京都狛江市の住宅で2023年1月、住人の女性=当時(90)=が暴行を受け死亡した事件の実行役として、強盗致死罪などに問われた当時19歳の無職中西一晟被告(21)の裁判員裁判公判が29日、東京地裁立川支部(杉山正明裁判長)で開かれ、検察側は懲役25年を求刑した。

 中西被告は初公判で「強盗のみ認める」と述べ、強盗致死罪には当たらないとして起訴内容を一部否認していた。

 起訴状によると、中西被告は永田陸人被告(22)らと共謀し、女性宅に宅配業者を装って侵入。蹴ったり、バールで殴ったりして、死亡させたなどとしている。

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