ヒズボラ「状況注視」 大規模衝突は回避か

共同通信 2024年8月26日 07:33
 レバノンの首都ベイルートで、親イラン民兵組織ヒズボラ指導者ナスララ師のテレビ演説を聞く市民ら=25日(ゲッティ=共同)
 レバノンの首都ベイルートで、親イラン民兵組織ヒズボラ指導者ナスララ師のテレビ演説を聞く市民ら=25日(ゲッティ=共同)

 【カイロ共同】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラ指導者のナスララ師は25日のテレビ演説で、最高幹部殺害に対するイスラエルへの大規模報復について「状況を注視する」と述べ、さらなる攻撃をするかどうか明言を避けた。ロイター通信は外交筋の話として、ヒズボラとイスラエルが「これ以上の緊張激化を望まない」との意向を伝達し合ったと報じた。

 大規模衝突に発展する事態を避け、ヒズボラは早期の沈静化を狙っている可能性がある。ナスララ師は「攻撃が十分だったと判断できれば報復は終わりだ。不十分なら再攻撃の権利を持っている」と強調した。イスラエルの反応を見極める考えとみられる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧