独刃物襲撃、拘束のシリア人逮捕 22年に難民入国、社会反発

共同通信 2024年8月26日 08:56
 ドイツ・ゾーリンゲンで刃物襲撃事件の発生後、警察官に拘束された人=24日(ロイター=共同)
 ドイツ・ゾーリンゲンで刃物襲撃事件の発生後、警察官に拘束された人=24日(ロイター=共同)
 ドイツ・ゾーリンゲンの襲撃事件で拘束され、検察庁を出るシリア人の男(中央)=25日、カールスルーエ(ロイター=共同)
 ドイツ・ゾーリンゲンの襲撃事件で拘束され、検察庁を出るシリア人の男(中央)=25日、カールスルーエ(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツ西部ゾーリンゲンで3人が刃物で殺害された襲撃事件で、検察は25日、殺人やテロ組織に参加したなどの容疑で警察が拘束していたシリア人の男(26)を逮捕した。報道によると、男は2022年末に入国して難民申請をしていた。ドイツ社会で難民への反発が高まっている。

 検察は男について過激派組織「イスラム国」(IS)の一員の疑いがあるとし「異教徒をできるだけ多く殺害しようと、首や上半身を繰り返し刺した」と指摘した。ISは24日に犯行声明を出しており、関連を調べる。

 事件後、難民政策への批判が噴出し、最大野党キリスト教民主同盟のメルツ党首は難民を巡る対応の厳格化を主張した。

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