救急隊や警察狙うダブルタップ ロシア軍の連続攻撃で犠牲増加

共同通信 2024年8月24日 18:56
 ロシア軍のミサイル攻撃を受けた現場で活動するウクライナの消防士ら=17日、北東部スムイ(スムイ州非常事態庁提供・ロイター=共同)
 ロシア軍のミサイル攻撃を受けた現場で活動するウクライナの消防士ら=17日、北東部スムイ(スムイ州非常事態庁提供・ロイター=共同)

 ウクライナ侵攻が長期消耗戦となる中、ロシア軍は同じ場所をミサイルなどで連続攻撃し、被害を拡大させる「ダブルタップ」という手法を多用している。被害現場で活動する救急隊や警察を主な標的としているとみられ、ウクライナのクリメンコ内相は共同通信の取材に「攻撃全体の3分の1ほどを占めている」と指摘。犠牲増加を懸念した。

 ダブルタップは「2度たたく」という意味。最初の攻撃の後に人が集まったところを狙い再び攻撃する。ロシアが介入する中東シリアの内戦でも繰り返した手法だ。

 クリメンコ氏はダブルタップが今年に入り増えていると指摘し「悲劇的な結果を生んでいる」と訴えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧