金灯籠着用、世界大会へ ミス・インターナショナル日本代表の植田さん 「熊本の魅力伝えたい」

熊本日日新聞 2024年8月23日 11:59
金灯籠を頭に載せてもらう植田明依さん(手前左)。奥が衣装をデザインする池田雅さん=16日、山鹿市
金灯籠を頭に載せてもらう植田明依さん(手前左)。奥が衣装をデザインする池田雅さん=16日、山鹿市

 「2024ミス・インターナショナル」日本代表の植田明依さん(26)=宇土市=が、11月に東京で開かれる世界大会で、山鹿灯籠踊りの金灯籠を着用する。植田さんは「熊本や日本の良さを伝えたい」と意気込む。

 金灯籠は和紙とのりだけで作られ、山鹿灯籠まつりで女性が頭に載せて踊ることで知られる。今回は世界大会のナショナルコスチューム(民族衣装)に使用する。

 「熊本の魅力を一瞬で伝えられるものを考えた時、頭に浮かんだのが金灯籠だった」と植田さん。着物は、北九州市の成人式で豪華な衣装を手がける和装デザイナーの池田雅さん(53)=八代市出身=に制作を依頼した。

 2人は16日、山鹿市役所に早田順一市長を訪ね、市から金灯籠の貸し出しを受けた。実際に頭に載せてもらった植田さんは「世界に伝わるパフォーマンスを見せたい」と思いを強くした様子。池田さんは「日本代表なので着物としてのスタイルは崩さず、斬新かつゴージャスな衣装を作り上げたい」と話した。(本田清悟)

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