地元広島、不出馬惜しむ声 岸田首相、裏金問題に同情意見も
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、地元広島では退陣を惜しむ声が聞かれた。身を引く要因となった派閥裏金事件については、首相が直接の原因ではないとして、同情する意見も上がった。
「総裁選に出て続投してほしかった。残念でならない」。首相と30年以上の付き合いがある広島県議会の中本隆志議長は県庁で記者会見を開いた。裏金事件に首相自身は関わっておらず「問題が長引いたのは、身内の自民党議員があまりにも協力しなかったからだ」と不満をこぼした。
首相の後見役として知られる林正夫・元県議会議長も「党総裁として、愚痴もこぼさず対応し、よく辛抱した」とねぎらった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「政治」記事一覧-
首相「改革が後戻りしない人を」 総裁選、誰を支持するか言及せず
共同通信 -
衆院選、早ければ秋との見方 自民党総裁選、政治改革焦点
共同通信 -
「ポスト岸田」候補、準備加速へ 本命不在の自民総裁選
共同通信 -
不出馬表明に驚き、全国の知事 次の総裁には信頼回復を期待
共同通信 -
麻生氏と茂木氏がステーキ会食 9月総裁選で意見交換か
共同通信 -
首相不出馬「やっぱりか」 自民党総裁選で名古屋市長
共同通信 -
自民の麻生、茂木両氏が会食
共同通信 -
野党「政治改革不透明に」 早期の衆院解散観測相次ぐ
共同通信 -
官邸、巨大地震の情報発信に課題 防災の司令塔、初動対応に苦慮
共同通信 -
手話普及の環境整備促進へ 超党派議連が法案提出を検討
共同通信