くまモン超え、虎視眈々と 活動30年の群馬ゆるキャラ

共同通信 2024年8月14日 05:56
 JR高崎駅構内でファンと交流する「ぐんまちゃん」=7月、群馬県高崎市
 JR高崎駅構内でファンと交流する「ぐんまちゃん」=7月、群馬県高崎市

 群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」が、県のPR強化に一役買おうと腐心している。活動歴が30年に及ぶ中、滝行に励む動画の公開や、米アニメ祭りへの参加と幅を広げる。熊本県のPRキャラ「くまモン」に知名度で劣るものの「地道な活動を積み重ね、くまモンを超えたい」(担当者)。ご当地キャラの古株が虎視眈々と機会をうかがう。

 7月下旬のJR高崎駅構内。ぐんまちゃんがダンスを披露すると、詰めかけた約300人が一斉に声援や拍手を送った。20年来のファンだという群馬県桐生市の女性会社員(40)は「昔から変わらない正統派なかわいさが好き。今日も良かった」と満足げに語った。

 県は2019年の山本一太知事就任後、ぐんまちゃんのブランド化事業に注力。24年度予算では4億円超を計上した。滝行の動画やアニメ祭りもその一環だ。

 6月に同県渋川市の「棚下不動の滝」で撮影した第1弾は「強い精神力」をアピール。担当部署は「数あるご当地キャラの中から動画を見てもらうためには、インパクトが必要だ」と訴える。近く第2弾も発表予定だ。

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