ひずみ観測点に異常なし、気象庁 「地震活動は依然活発」

共同通信 2024年8月10日 19:30
 気象庁
 気象庁

 気象庁は10日、宮崎県で震度6弱を観測した8日の地震以降、高知県と愛媛県の計3カ所のひずみ観測点では、地震後に通常見られる変化以外に異常は見られないと明らかにした。震度6弱の後、南海トラフ巨大地震の想定震源域周辺では10日午後2時までに震度1以上の地震が16回発生。8日7回、9日8回、10日午後2時までが1回で、全て日向灘周辺が震源だった。

 震源は陸から離れているため、陸上の地震計で感知する揺れが震度1に満たない地震も多数あり、担当者は「地震活動は依然活発で、収まっているとは言えない」としている。

 内閣府は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表に伴い、地震発生時にすぐ避難するための準備を求めるなどとした呼びかけについて、大地震など異常な現象がなければ、政府の中央防災会議が定めた基本計画に基づく期間に当たる15日午後5時に終えると明らかにした。終了後も、地震への日頃の備えは継続することを求める方針だ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧