レスリング樋口、悲願の「金」 日本最軽量級、36年ぶりV
![男子フリー57キロ級で優勝し、日の丸を掲げる樋口黎=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081001000250.-.-.CI0003.jpg)
![男子フリー57キロ級決勝で米国選手を破り、金メダルを獲得した樋口黎=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081001000237.-.-.CI0003.jpg)
![男子フリー57キロ級決勝 米国選手を攻める樋口黎=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081001000230.-.-.CI0003.jpg)
【パリ共同】パリ五輪第15日の9日、レスリング男子フリースタイル57キロ級決勝で樋口黎(28)=ミキハウス=がスペンサーリチャード・リー(米国)を下し、金メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロ五輪「銀」以来のメダル。男子フリーの最軽量級制覇は1988年ソウル五輪48キロ級(当時)の小林孝至以来36年ぶり。
大阪府出身。素早い片足タックルを軸に活躍。21年東京五輪は体重オーバーによる計量失格が響いて代表を逃した。2大会ぶりに戻った五輪で悲願の頂点に立った。