焼酎廃棄物使いカフェ開業 宮崎で26年、霧島とスタバ

共同通信 2024年8月9日 09:14
 霧島酒造とスターバックスコーヒージャパンが開業する施設の完成イメージ(霧島酒造提供)
 霧島酒造とスターバックスコーヒージャパンが開業する施設の完成イメージ(霧島酒造提供)

 宮崎県都城市の焼酎メーカー霧島酒造とスターバックスコーヒージャパン(東京)が、焼酎造りの過程で発生する廃棄物を再利用したカフェの運営に乗り出す。発酵もろみを蒸留した後に出る「焼酎かす」や焼酎に使えないサツマイモのくずで発電。植物園を併設し、蒸留時に出る温水を暖房で使う。市内の焼酎工場近くで、2026年春の開業を予定している。

 霧島酒造では14年、焼酎かすやイモのくずからバイオガスをつくり発電する「サツマイモ発電」を開始。工場で使うほか、電力会社に提供するなどしてきた。蒸留時に出る温水は、工場の暖房や洗浄水に活用してきた。

 スタバとは17年から、自然に配慮した憩いの場を提供したいと話し合いを進めてきた。

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