札幌時計台、28年度にも休館 改修へ検討委立ち上げへ
![休館を伴う改修工事の実施が検討されている「札幌市時計台」=8日午後、札幌市](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080801002003.-.-.CI0003.jpg)
国の重要文化財に指定されている「札幌市時計台」で、早ければ2028年度にも休館を伴う改修工事の実施が検討されていることが8日、札幌市への取材で分かった。工期は1年以内を目指し、市は今後具体的なスケジュールを検討するという。秋ごろに有識者検討委員会を立ち上げ、改修内容などの議論を進める方針。
市によると、検討委員会で火災対策や外壁の補修のほか、シンボルとなっている振り子式時計の分解や点検など、改修工事の具体的な内容について議論する。工期はなるべく短くする。工事に伴う休館は、外壁と屋根の改修を行った18年6~10月以来となる。
時計台は1878年に建てられ、昨年度は約29万人が訪れた。
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