不祥事対策「全ての職員が参画」 鹿児島県警本部長、議会で

共同通信 2024年8月6日 12:42
 鹿児島県警で相次いだ不祥事を巡り開かれた県議会総務警察委員会の閉会中審査で、再発防止策を説明する野川明輝本部長(右)=6日午前
 鹿児島県警で相次いだ不祥事を巡り開かれた県議会総務警察委員会の閉会中審査で、再発防止策を説明する野川明輝本部長(右)=6日午前

 前生活安全部長や現職警察官の逮捕など、鹿児島県警で相次いだ不祥事を巡り、県議会総務警察委員会は6日、閉会中審査を開いた。出席した県警トップの野川明輝本部長は、再発防止に向け「全ての職員の参画により、効果的で実効性のある対策を構築できるよう全力で取り組む」と述べた。

 県警は2日、一連の不祥事に関し、職員の倫理観の欠如や、幹部の指揮が不十分だったことなどが原因とする分析結果を公表。再発防止策の一つとして、警部補以下の有志が、組織運営上の課題について本部長に直接提言する「改革推進研究会」を新設する。

 委員からは「一連の不祥事の原因を探らないと、良い再発防止策はできない」との指摘が出た。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧