核兵器使用「かつてなく憂慮」 広島県、政策提言文書を公表
広島県などは5日、核保有国が国際合意を実行したかどうかを検証し政策提言する文書「ひろしまウォッチ」を公表した。核兵器使用の潜在的脅威は「かつてないほど憂慮すべき」情勢だと強調。「核兵器廃絶を将来の目標から、測定可能な継続プロセスへと転換させるため、さらなる努力が極めて重要だ」と指摘した。
核を巡る昨年の各国の動向を「危険な後退の年」と位置付け、(1)保有国による核への依存強化(2)核兵器の大幅増加の危険性(3)核実験再開の可能性―を「重大な懸念」と指摘した。
核への依存に関し、保有国に「核の先制不使用」政策採用と、非保有国を核攻撃しない「消極的安全保障」への関与を求めた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
ブレーキ点検方法に誤り 東海道新幹線の保守車事故
共同通信 -
IR工事、最大限の対応を要求 万博期間中断巡り大阪知事
共同通信 -
サッカー交流で被災地結ぶ 石川の高校女子とINAC神戸
共同通信 -
高齢者身元保証事業を適正化 大綱改定へ有識者会議が報告書
共同通信 -
生徒「平等の難しさ実感」 夏休み中高生ら、模擬裁判参加で
共同通信 -
いじめ「組織対応に遅れ」 異変共有せず、奈良学園
共同通信 -
核抑止へ6日は広島原爆の日 平和宣言、世界情勢の混迷指摘
共同通信 -
平和祈念像の構想資料発見 作者、北村西望のメモ
共同通信 -
広瀬参院議員「送迎」実態なしか 特捜部、元公設秘書を任意聴取
共同通信 -
能登地震の救助要請、1割がデマ 地震発生後24時間のX投稿で
共同通信