「被爆者の歩み消えないように」 原水禁広島大会で大学院生
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系の原水爆禁止世界大会広島大会は5日、広島市で続き、被爆体験の継承や被爆2世を巡る課題などについて、分科会で議論した。ブラジルの被爆者を研究する大学院生相原由奈さん(30)は「被爆者が積み重ねてきた歩みをどう残すか。消えてしまわないように今、奮闘している」と語った。
相原さんは、被爆後に日本を出国した在外被爆者について紹介。聞き取り調査を通じて体験を語るつらさを知り、継承について考えるようになった。「被爆者の気持ちを100%理解するのは不可能だが、どう誠実に向き合うか。チャレンジするべきだ」と述べた。
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