「フン・セン氏運河」起工 政治遺産、カンボジア

共同通信 2024年8月5日 11:24
 5日、カンボジアの首都プノンペン近郊で演説するフン・マネット首相(共同)
 5日、カンボジアの首都プノンペン近郊で演説するフン・マネット首相(共同)

 【プノンペン共同】カンボジアの首都プノンペンを流れるメコン川とタイ湾を結ぶ「フナン・テチョ運河」の起工式が5日、首都近郊で開かれた。運河名にある「テチョ」は「強い最高軍事司令官」を意味し、前首相で上院議長のフン・セン氏が与えられた名誉称号。与党党首として院政を敷く同氏は経済を活性化させつつ、政治的遺産にしたいもようだ。

 5日はフン・セン氏の誕生日でもあり、政府は起工を祝う名目で休日にした。各地で花火を打ち上げ、太鼓の演奏を披露。国を挙げて祝福する。

 運河の整備費は推定約17億ドル(約2500億円)。中国企業が建設工事を手がけ、2028年ごろに完成する見通しだ。

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