熊本銀行、普通預金金利を引き上げ 0.02%から0.1%へ
熊本銀行などふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の4行は2日、普通預金の金利を9月2日から引き上げると発表した。日銀の追加利上げに伴う対応。
4行とも、現行の年0・02%から5倍の0・10%に見直す。普通預金金利の引き上げは、日銀のマイナス金利政策の解除以降、2度目。
熊本銀は定期預金の金利改定も予定しており、「金融政策や市場金利の動向を踏まえて、適宜見直しをしていく」としている。
ほかの九州地銀では、西日本フィナンシャルホールディングスの西日本シティ銀行と長崎銀行がふくおかFGと同水準の金利引き上げを発表した。肥後銀行と鹿児島銀行の九州FGは「対応を協議している段階」としている。(田代智也)
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