熊本市、3千人規模で時差出勤へ 8月5~16日、朝の交通渋滞緩和を検証
熊本市は2日、交通渋滞緩和を目的とした市職員の時差出勤を5~16日に実施すると発表した。木村敬知事と大西一史市長によるトップ会談を踏まえた試験的な取り組みで、市職員の約3割に当たる1日3千人の参加を目標にしている。
市交通企画課によると、朝のピーク時(午前7時半~同8時半)を避けるため、7時半まで職場に到着したり、8時半以降に自宅を出発したりして人流を減らす。19日に開催予定の熊本県・熊本市調整会議で速報値を発表する。
交通渋滞緩和を目的とした大規模な職員の時差出勤は初めて。市消防局や病院局などは事務部局のみを対象とする。
同課は「朝のピーク時の人流や自動車交通の総量が分散することで、交通渋滞緩和の効果を期待している。多様な働き方やワークライフバランスの推進にもつながるといい」としている。(山下雅文)
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