古墳で出土の盾形銅鏡を商標登録 奈良市、精緻な文様を公表

共同通信 2024年8月2日 16:04
 富雄丸山古墳から出土した「☆(口を横に二つ、下に田一縄の旧字体のツクリを縦並べ)龍文盾形銅鏡」(左)と商標登録された文様(奈良市提供)
 富雄丸山古墳から出土した「☆(口を横に二つ、下に田一縄の旧字体のツクリを縦並べ)龍文盾形銅鏡」(左)と商標登録された文様(奈良市提供)

 日本最大の円墳・富雄丸山古墳(奈良市、4世紀後半、直径約109メートル)で出土した「ダ龍文盾形銅鏡」の文様を奈良市が商標登録したことが2日分かった。登録は3月14日。市埋蔵文化財調査センターによると、特定業者に先に登録され、独占的に使用されないための措置で、「オリジナリティーのある文様で貴重な財産。奈良市のシンボルとして広く使ってもらえれば」と話している。

 盾形銅鏡は類例のない形で「金工品の最高傑作」などと評価されている。商標登録されたことで、文様が公表された。盾形銅鏡の精緻なデザインが判明するのは初めて。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧