人権無視の〝人体実験〟 入所者へ旧陸軍の薬剤投与で菊池恵楓園が調査報告 激しい副作用も研究優先【アングル2024】

熊本日日新聞 2024年8月1日 22:30
菊池恵楓園の入所者に投与された「虹波」のアンプル

 太平洋戦争中に旧陸軍の研究者らが国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(合志市)の入所者に開発中の薬剤「虹波[こうは]」を投与した問題に関する調査の中間報告書で、人権を無視した臨床試験の実態が浮かび上がった。約5年に及んだ試験は成分を変えた複数...

残り 1215字(全文 1335字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
ハンセン病