道後温泉本館で「すだれかけ」 夏の風物詩、涼やかに
保存修理工事を経て、7月に約5年半ぶりに全館営業を再開した国の重要文化財、道後温泉本館(松山市)で1日、夏の風物詩「すだれかけ」が始まった。建物に直射日光が入るのを防ぐため、障子戸の外側に天然アシのすだれ約250枚をつるした。9月30日まで。
明治時代後期から伝わるとされ、全館で行うのは6年ぶり。道後温泉事務所職員ら約10人が作業した。松山市は快晴で、浴衣姿の観光客が夏の装いを楽しんだ。
札幌市から訪れた医師富永拓さん(48)は「風で揺れるすだれは、涼しげで風情がある」と笑顔だった。事務所の担当者は「暑い日が続くが、温泉で汗を流し、涼みながらくつろいでもらえたら」と話した。
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